体型補正について
着物を綺麗に着るコツ=寸胴スタイルにすること、と良く言います。
でも具体的にどうすればよいのでしょう?
簡単にいえば、肩からお尻までの胴体からクビレを無くしてしまうこと、です。
上記の図は、人が横を向いて立っていて、左側を前に見ている図(ラクガキ)。補正するポイントはほとんどが赤枠の部分です。
といっても個人差があって、一概にこれ!と決まりがあるわけではありませんが、自分の身体を鏡で見て、どこが一番出ていて、どこが一番細い部分かをしっかりと把握して、一番出ている場所を抑えて、一番細い場所を抑えた所と同じ胴周りにする、のは同じです。
着付け師も、着せる前に、その体型をみて適切な補正をできるようになることが大事だと思っています。
補正する/しない、では、着姿がびっくりするほど変わります。
着物の柄付けや仕立てが、「寸胴体型」を元に考えられているからです。
和装ブラを使うとバストを抑えるのが楽です。
身体に巻きつけるには、タオルがお勧め。汗取りもできるし、クッションの役割もしてくれるので、紐を締めても苦しくなくなります。
補正パッドを使うのも手軽で良いですね。
ちょっとしたことですが、とても大切な事なんですよ。