深緑の紬訪問着を礼装で
さて、ちょっと機会があって、礼装を着ることになりました。
普段着の多い私に、礼装に来て行ける着物はあまり数がありません。
ですが場合が場合なので色無地というわけにもいかず、紬の染め訪問着を着ていくことにしました。
地の色は深緑色、この色が近いですね。http://www.colordic.org/colorsample/1032.html
それに銀と金で植物を、白でフクロウを染め抜いたものでデザインはとてもシンプル。
この時はパッチワークに水玉のとても気軽な帯を締めたのですが今回は礼装。
金糸銀糸を使った礼装用の帯でコーディネイトを考えました。
一つは、緑と茶、金色の糸を中心とした、川にかかる橋を全刺繍で描いた明るい黄緑地の帯。
帯締めには手作りの帯留を使った優しい色を使って穏やかな印象に。
緑色をグラデーションするイメージであわせてみました。
もう一つは、銀時に金糸・銀糸を中心としてアクセントに紅糸を縫いこんだ刺繍帯。
幾何学模様を使って扇とも車輪ともとれるデザインが個性的。
コントラストがはっきりと取れるので、帯締めには緑色を持ってきて調和させようかと思います。
どちらにしようか、大変に迷っています。
着物一枚に帯三本、とは良く言ったものですね。
帯を買えるだけでこんなにも印象が変わるとは。それにしても、悩みます。