難しい着物
着物のコーディネイトは毎度毎度、頭を悩ませるのですが、一方で楽しいものです。
私個人の考え方として、「季節感のあるもの」と「季節感のないもの」に分けて
着ていく先の用途や目的、TPOにあわせて着物を選び、その着物にあう帯を選び、小物を決めています。
でも、今回はなかなか苦しいw
赤いリコリス(曼珠沙華・彼岸花)の色を染めて、逆に花を染め抜きで模様にしているという着物。
日本ではあまり良い意味を持たない花なのですが、西洋・サンスクリットでは逆の意味の花になるのでなかなか微妙。
時期としては「秋」なので今なのですが(それでもベストは9月の彼岸の前かなぁとも思うのですが)
着のがすと来年になりそうなので、袖を通してみようかと思っています。
そうなると、着物の色がきついだけに、抑え込めるコントラストがほしい。
模様が大きいので帯はシンプルな色でまとめるためにもお太鼓柄のものが良いかもしれない。
そこで、青鼠色に金銀糸のお太鼓柄の名古屋帯を持ってきました。
模様が銀色で抜かれていることもあり、帯締めと帯揚げはシンプルな銀色のものでまとめようと思います。
少しはおとなしくなるかなぁ。
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