寝押しは侮れない

ポリエステルの着物はアイロンでささっと皺とりしますが
衽の所やアイロンを入れにくい部分もあるし、
綺麗な折り目を入れてから保存したい。

そんな時、やっぱり、先人の知恵が素晴らしいです。

「寝押し」
これをやると問題は一気に解決します。

  1. 着物を折り目をずらさないようにたたむ
  2. そのままテーブルクロス(ビニールコーティングされている布)を二つ折りにして間に着物を入れる
  3. 敷布団の下に入れる

私の場合、ベッドなので、マットレスの下に入れてしまいます。
ベッドの下部分が板なので出来ることなのですが(汗)
網目になっている人は型が付かないように何か必要かも。
そのまま二、三日すれば完成。

同じ方法で、汗抜きした帯や帯揚げも仕上げてからしまっています。

よく考えれば、昔、アイロンなんかなかったんだし、
人肌でゆっくりとしわ取りする方が繊維にもきっと優しいですよね。