半幅帯専用の帯枕

使い古した三重仮紐と手ぬぐいとひざ下ストッキングでできる便利小物

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  1. 手ぬぐいを俵型に丸めて、ストッキングに詰める
  2. ストッキングの口をねじって、俵型の枕を作る
  3. 三重仮紐の2番と3番の間に置く
  4. 1番と2番と枕、3番と枕をそれぞれ縫いつける

帯揚げもかけやすいし、三重仮紐のゴムのおかげでしっかりと収まる帯枕になります

木綿の帯とポリエステルと

チープだけど、だからこそのお気楽な取り合わせ

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普段着、遊びに行くのには十分。

補正もできるだけお気楽で簡単にできるようにして、

ジーンズ&シャツで出かけるような感覚で着られるようにしていきたい。

そう、着替えるのに15分くらいを目安に。

寝押しは侮れない

ポリエステルの着物はアイロンでささっと皺とりしますが
衽の所やアイロンを入れにくい部分もあるし、
綺麗な折り目を入れてから保存したい。

そんな時、やっぱり、先人の知恵が素晴らしいです。

「寝押し」
これをやると問題は一気に解決します。

  1. 着物を折り目をずらさないようにたたむ
  2. そのままテーブルクロス(ビニールコーティングされている布)を二つ折りにして間に着物を入れる
  3. 敷布団の下に入れる

私の場合、ベッドなので、マットレスの下に入れてしまいます。
ベッドの下部分が板なので出来ることなのですが(汗)
網目になっている人は型が付かないように何か必要かも。
そのまま二、三日すれば完成。

同じ方法で、汗抜きした帯や帯揚げも仕上げてからしまっています。

よく考えれば、昔、アイロンなんかなかったんだし、
人肌でゆっくりとしわ取りする方が繊維にもきっと優しいですよね。

訪問着の袖からバッグを

お友達のお誕生日プレゼントに間に合わせたくてがんばったもの。

無事に届いたようなので、改めて。

訪問着の袖と手持ちの端切れを使って大きめのバッグにしてみました。

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バッグのリメイクをする時に、覚えておきたいリメイクの技は

  • 生地と生地の縫い合わせ
  • 裏と表の生地あわせ
  • ファスナーの取りつけ
  • マチの始末
  • 取っ手の作りと付け方

の基本をおさえておけば一通りオッケーだと思います。

せっかくの生地、それも100%シルク、そして絵柄は織り柄は一点もの。

焼いてしまうのは勿体なすぎるのです。

素敵な素材をわけていただいて、本当に感謝です。

謎の物体?

ヒントは中表。

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ファスナーをつける時には、

それぞれの耳に対して布を中表にあてて縫うのが基本。

それをひっくり返して

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アイロンをかけ、今度は表から両耳にミシンをすれば

とても丈夫なファスナー口を作ることができます。

バッグのファスナーのつき方、しみじみ見てみるとよく判りますよ。

謎大島あらわる

命名、謎大島着物が仕立て上がってきました。

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昭和の頃「大島調」として持てはやされた「廉価版大島紬」の位置づけになるらしいとても古い着物を、洗い張りの後で仕立て直ししてもらったものです。

着物の良いところは、こうやって仕立て直しをすることで、代々持ち主が変わっても着続けていけるところ。

手触りはシャリシャリサラサラでとても軽くて素敵。

長く長く着られるように、八掛には黒ぼかしをつかって渋くまとめてます。